松山市近郊の観光 ② : 臥龍山荘

2日目は松山市駅前の宇和島行きのバスに乗って臥龍山荘を訪ねた。乗車時間約70分。大洲本町で下車し、徒歩約8分の肱川沿いに位置する。

京都の修学院離宮、桂離宮を参考に貿易商の河内寅次郎が余生を過ごす地として10年の構想と工期で築いた。
2016年に国の重要文化財に指定された。

臥龍院

清吹の間「夏の部屋」
欄間障子
臥龍山荘から肱川を臨む

宿泊ホテルの隣りは伊予鉄道の松山市駅、その向こうにイヨテツ高島屋がある。その屋上に広島から移築された大観覧車があるのは珍しい。

夜9時まで営業しているので、松山市全体の夜景を眺めて記念とした。人口50万人の愛媛県の大都会。ライトアップされている松山城も見えた。

高島屋の大観覧車からの夜景
夜の松山城

松山市近郊の観光 ① : 松山城

9月28日から2泊3日の旅、愛媛県内3ヶ所の観光地を1日1ヶ所ゆっくりと巡った。

からくり時計、道後温泉

いきなり屋根が持ち上がり、左右前部の扉から人物が現れた。精巧に作られた、楽しい時計だった。

松山城前、城主よしあきくん

初日は軽い小雨が降ってきたが、松山城までリフトで上り、急な勾配のある城天守閣も登りきった。

1602年築城開始の松山城を命名した初代松山藩主、加藤嘉明。69歳の長寿を全うした。髭をたくわえた年配の親しみの持てるマスコットキャラクター、よしあきくんが城の前でで迎えてくれた。

松山城天守閣への階段

かなりの勾配、今はまだ体力がある。登れる機会を得てよかった。

城主加藤嘉明の甲冑

 

右の書は迫力のある「竹」。
気になり調べると江戸後期第十代松山藩主、松平定則の揮毫だ。15歳でこの世を去った。

弟の松平定通が引き継いだ。左の書「天地一家春」は定通の作品、唐の詩からの引用で、春が到来、すべて美しい、というめでたい軸。彼も病弱で享年32歳で旅立った。

二人とも松山の教育設備、学校創立に尽力したそうだ。

2026年ー夏の終わり

今年の夏は40度近い酷暑が続き、ニュースも国内外で豪雨、冠水被害、ネパール洪水、欧州の山火事と温暖化による異常気象が続いた。

ホルムス海峡の戦争も未解決のまま、ガソリン不足は解消されず、日本のコメ政策も揺れている。

将来に多くの課題を抱える世界の中で、「今が、今日が大切、楽しく生きよう」と思う人が増えているように思う。

今日はめずらしく、気温20度の10月の気候になった。
雨天でステイホーム、今年の夏を振り返った。

宇都宮、若竹の杜

酷暑の中、人工のミストがありがたい。

高さ150米の大噴水、お台場

夕刻、お台場では世界一高い噴水ショーがある。今年3月から運用されているイベントです。

みなとみらい花火大会 8/24
今年は45分間に2万5千発。

毎年会場まで足を運ぶ8月のみなとみらい花火大会。
母と車椅子席で観覧したのは十数年年前の思い出だ。

上野国立博物館の空海展
真言宗の仏像約40体出展された

9月に入るとと芸術の秋が近づいて来る。
空海展では全国から出開帳された多くの仏像に見下ろされて百万力のパワーを浴びた。

何十年振りの子猫とも遊ぶ夏

可愛い子猫ジュン、酷暑にもめげず1時間あまりかけて、遊びに行く。

迎賓館赤坂離宮ー朝日の間

8月22日、酷暑日で午後から豪雨の天気予報だったが、今日できることは明日に延ばすな、気になっていることは実行だ。

目的は藤田嗣治の壁画を見ること、国宝迎賓館のインテリア、装飾品をみること。

女性と天使、藤田嗣治 1935、ポストカード

藤田嗣治の6点の作品は、彼が友人に頼まれて銀座コロンバンのカフェに飾っていたが、2018年、迎賓館に寄贈された。

いずれも油彩画だが、フレスコ画のような優しい癒しの雰囲気を出している。130号の作品の中に18世紀ルイ王朝時代のフランス風景が描かれて迎賓館に溶け込んでいる。

 

赤坂離宮朝日の間、天井画

朝日の間は国賓が天皇皇后両陛下とお別れの挨拶をする最も格式の高い部屋だそうだ。天井を見上げると、ギリシャ神話の女神オーロラが四頭の白馬を御している。その手には月桂樹が握られている。

部屋の解説員によると、女神の顔はある日本人女性をモデルにしており、天照大御神を連想させると感想を述べる人もいるそうだ。

女神が迎賓館朝日の間の天井で働いている。意外な学芸員の説明で、日赤で活躍されている敬宮愛子さまが頭に浮かんだ。

2019年に修復完成の天井画

100年以上前にフランスの工房で描かれた女神オーロラ。
日本での修復は25ヶ月をかけて28名の修復家が交代で完成させた。

首都圏外郭放水路(春日部市)の見学

8月6日再び地下の世界を訪ねた。今回も横浜を9時出発のバスツアーを利用した。夏休みとあって道路渋滞で往復6〜7時間かかった。

1992年に着工、13年かけて2006年に完成し、今年は稼働開始から20周年になるそうだ。

巨大な設備は、延長約⒍3キロ。近隣の中小河川の過剰な水を貯水槽にためる。その容積はサンシャイ60のビルに相当する。江戸川へポンプで引き上げ放水して洪水を防止している。普段は空にしており、底に溜まる土砂はブルドーザーと人力で取り除く。

江戸川は一級河川で容量に不足はない。徳川時代、約60年かけ江戸川の流れを東京湾から東方面に付け替え、銚子から太平洋に注ぐようにした。のちに「利根川の東遷」と呼ばれる。

調圧水槽

 

水位が分かる壁のラベルが2箇所に見える
首都圏外郭放水路モニター室
地底探検ミュージアム龍Q館内

日本の民間会社が結集した技術力を可視化でき、大規模な構造に圧倒された1日だった。

宇都宮市の大谷(おおや)資料館

かねてから訪ねてみたかった巨大地下空間、7月最終日曜日に団体バスを利用して実現。地下30メートルの地点の大谷石採掘場跡地で野球場がすっぽり入る。室温は夏でも10度前後だ。今年の酷暑にありがたい観光地だった。

大谷資料館 7/26/2026

コンサートなどイベントにも使用できる大ホール

一方通行の急な階段を100段近く降りる。館内は薄暗いので持参の杖を使いながら、ゆっくり進んだ。後続の来場者を気にしながら転倒しないように自分のペースを守った。しかし若い人たち、子供たちはやはり速歩だ。

広場に到着、やっと一息ついて周囲の高い壁を見上げた。
江戸時代から昭和34年までは、手掘りで採掘、背負子、馬車、荷車などの運搬方法だった。石材ひとつ80キロから原石150キロもある1500万年前の軽石凝灰岩だ。

宇都宮駅近くに大谷石で建てられたカトリック松が峰教会があるそうだ。建設材料として使われたロマネスク様式の建築も気になる。駅近なので電車でいつか訪ねたい。

大谷石のコースター

中央ヨーロッパ4カ国、8泊のバス旅行 ⑧−2ウィーン

最終日ランチにポークシュニッツェルを頂き、午後のメイン観光地ベルヴェデーレ宮殿に向かった。

クリムトをはじめ、エゴン・シーレの作品も多く、見応えある美術館は日本ではなかなか見られないコレクションだった。

カプツィーナ教会
ハプスブルク家150人の安息地
ベルヴェデーレ宮殿 6/12/14:00
女性の肖像、クリムト
フリッツァ・リートラーの肖像
ヨハンナ・シュタウデの肖像
クリムト、未完成の晩年の作品
ソーニャ・クニップスの肖像
クリムト、初期の代表的な作品
家の壁、エゴン・シーレ 1914
チェスキークルムロフの風景画

 

国立オペラ座
国立オペラ座、一階のカフェ

さいごの自由時間はオペラ座のカフェでゆっくりコーヒータイム。近くのザッハホテルのカフェは列をなして混み合っていたが、オペラ座のカフェは営業中が目立たず、金曜日の夕方でも空いていた。

目まぐるしい旅の終わり、時間が流れるままにボーと過ごした。

中央ヨーロッパ4カ国、8泊のバス旅行 ⑧−1ウィーン

いよいよ最終日の6月12日は朝8時から夜11時30分まで見所満載のスケジュールだ。

スタートはベルベデーレ宮殿は8時30分と早い入館のおかげで、ゆっくり見学できた。待っていたのは元気な現地在住50年近くの日本女性。効率よくウイーン市内を周った。

シェェーンブルン宮殿の前で待つ観光馬車
ロココ調の華麗な内装大ギャラリー、夏の離宮として利用された
伊万里焼壺が飾られた間
神聖ローマ帝国のフランツ1世
ハプスブルク家の肖像画

マリア・テレジアとフランツ1世の二人はドリームカップルと呼ばれ、16人の子供たちを持った。

マリア・テレジアの肖像画
マリア・テレジアの書斎
モーツァルト記念碑
ホーフブルグ宮殿
広大な敷地に2時間はかかる
シュテファン寺院 136メートル
シュテファン寺院、双頭の鷲のモザイクタイルの屋根

オーストリアでもっとも高い塔を持つシュテファン寺院はウィーンの中心部に建つ。1359年に65年がかりで南塔が完成した。

1679年ペストが蔓延した際、ウィーンで約15万人の犠牲者が出た。街にはペスト塔があり、ステファン寺院の地下室カタコンベには約2000体の遺骨、司祭、ハプスブルク家の心臓以外の内臓が保管された。

中央ヨーロッパ4カ国、8泊のバス旅行 ⑦ ハルシュタット

6月11日、ザルツブルグから75km、ハルシュタット湖に移動。天候は晴れのち雲の多い1日だった。

中央広場の聖三位一体柱
19世紀頃のマルクト広場のイラスト
ハルシュタット墳墓群からの副葬品、金属の器

自由時間にハルシュタット博物館を訪ねた。
紀元前800〜750年頃の質が良く豊富な墳墓群出土品が展示されていた。短刀、剣、装飾アクセサリ、土器、鉄製ナイフなどが出土している。大昔の文明の技術の高さと洗練された生活に驚かされた。

貸し切りクルーズ、船上からの眺め

 

ハルシュタット教会右側にマリア像

 

祭壇左側に十字架のキリスト像
教会の市民墓地の出入り口
様々なデザインの十字架
墓地はハルシュタット湖を臨む

昼食後はウィーンをめざして約4時間、286キロの走行した。街中の電車道に面したホテルセネターに到着したのは夜8時。

中央ヨーロッパ4カ国、8泊のバス旅行 ⑥

6月10日、曇りの天候から小雨になった。
午前中はザルツブルグ市内観光、午後からオプショナルツアーで映画ロケ地にもなった湖水地方ザルツカンマーグート観光に足を伸ばした。

ミラベル庭園噴水
ザルツブルグ大聖堂とマリアの像、工事中
モーツァルト生家建物の外観
モーツァルトの家、廊下
モーツァルトの家、台所
モーツァルト本人を直に描いたスケッチ画
家族でヨーロッパ中、演奏旅行
ザンクトギルゲンの町役場と幼少期のモーツァルトの像、母親の生家がある
湖畔の老舗ホテル白馬亭

湖水地方はあいにくの雨模様。モーツァルトのギフトショップで購入した長傘が大変役に立った。

ザルツブルグの記念品は傘とウサギの置物

 

 

 

 

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