6月25日に横浜アリーナでサザンの初めての無観客ライブが行われた。
私も偶然、テレビの情報番組で知り、受付日前からチケットを購入、楽しみにしていた。夜8時から10時過ぎまで。姪を誘って一緒に観ることにした。パソコンとipadからの視聴になった。チケット購入者は約17万人、視聴者は50万人とメディアは伝えた。
前半は「You」から始まり初期の頃の懐かしいナンバーが続いた。後半はトークも多くなり、コロナに関しての演出が多くなった。アマビエのイラストを頭につけて、疫病撃退を祈り、塩の代わりに紙吹雪を撒いていた。手洗いの意味も、「手を洗うと気持ちが楽になる、ヒーリング効果というのでしょうか?」と掘り下げて語っていた。いつもながらバランスの良いトークだと思う。
後半には定番の42年前のデビュー曲、「勝手にシンドバッド」でスタッフ全員と踊りながらアリーナを一つにまとめた。最後は「みんなの歌」で締めた。画面側の視聴者も一緒に体でリズムをとったことだろう。桑田くんは「みんなの心、魂が見えます」とコメント。「東京ビクトリー」が始まる中、巨大なオリンピック聖火台が映し出された。座席にもライトが付いている。スタッフは約400名で動いていると聞いて驚いた。医者、看護婦さんもおられるそうだ。
2日後のラジオ番組で桑田くんは「コロナを逆手にとって年末へと頑張ることを教えられた」と語っていた。