
昨年に続き今年もヒット作、歌舞伎を描く「国宝」は日本で生まれた名作だが、中国でも京劇を学び、名役者に成長した二人の青年の激しい物語があった。
1993年に制作された中国/香港/台湾映画だが、2023年に日本で4K版として上演された。今週、有料コンテンツで視聴した。
濃密な人間関係と毛沢東時代の政治的背景が重要な要素ともなっており、3時間の大作を続けて2回じっくりと鑑賞した。
見方は個人により、様々な角度から深くとらえられると思う。私は中国の近代史の急速な変わりよう、厳しい芸事、不遇な孤独な少年が出会った思いやりのある、自分を暴力からかばってくれるパートナーとの出会い。その尊さが心に残った。一番好きなポイントだ。
次に恋のライバルの遊郭出身の菊仙、自分を押し出す強さ、頭の回転の良さ、策略が見事なのだ。日本女性にはなかなか見られない。しかし彼女の一途な心が胸を突く。彼女の表情、行動、適役だ。
三番目に、今は昔話となった毛沢東の紅衛兵を扇動した文化革命だ。中国近代史の移り変わり、当時の多くの悲惨な密告エピソードを思い出した。有名人になった蝶衣と小樓、彼の妻になった女郎の菊仙、公衆の前で三人もお互いを深く傷つけ、裏切りを強要され、政治的環境の変化の犠牲者となった。
それでも11年後、、、



















































