近隣の桜とイングリッシュガーデン

靖国神社の標本木による桜の開花宣言が例年より遅れている。横浜も昨日の開花予測日が過ぎて、今日も肌寒い。

開花宣言を待つ桜の蕾
帷子川沿いのソメイヨシノ

3月27日、久しぶりの快晴、青空に誘われて、イングリッシュガーデンの花々の様子を見に行った。

YEG. 3/38/2024
YEG 3/27/2024

2月に訪ねたときは、整頓された地面に花が寂しく咲いていたが、今は春らしい花々でプロムナードが飾られている。

午後は愛犬を車に乗せて撮影する様子もよく見かける。

YEG 3/27/2024

ミツマタ、YEG 3/27/2024
満開、川沿いのエゾヤマザクラ? 3/27/2024

室内で春のおとずれ

ゼンマイのような形の新芽
コウモリランの一種?

小さな空き缶の中でよく育っている。去年、山口県の道の駅で旅の記念に購入した。急に新芽が多く出てきた。

フィロデンドロン ナロー

赤い部分がグリーンになり、分厚い葉になり、ヒダをつける。伸びる角度がまちまちで変化を楽しめる。力をくれる。

寄せ植え用のミニシクラメン

昨年11月に白色と赤色を二つ購入した。白色が咲き続けている。白が勝ったと言うと赤に申し訳ないが、白は5ヶ月経っても可愛らしい花が咲いている。

フィロデンドロン バーキン

中央の白色の大きな葉が新しい。次第に色がつき、模様が入ってくる。歩みはゆっくりだ。

肥料なく、水だけで元気に育っている。水の力はすごい。

アカデミー賞受賞「ゴジラー1.0」を観に行く

アカデミー賞授賞式のニュースを見て早速3月14日午前中の回を予約した。

ストーリーもゴジラの姿も、予想以上に没入した。隣の席の老人が終わり間近で席をたったのはもったいない。
退屈を感じる間は何もない。

テンポよく、時代が進み、ゴジラの登場も観客の期待よりも早く現れる。登場人物の科白も現代風で短いのがよかった。

戦中から昭和の時代、私の時代よりやや古い街並みや家の造りが出てくるが、なぜか懐かしくしみじみと懐古主義に浸る。

エンターテインメントでありながらヒューマンストーリー性が強い。世界に日本の精神性を軽やかに説明してくれる映画であり続けるだろう。

鑑賞した後、ユーチューブで山崎貴監督、神木隆之介、浜辺美波の鼎談を視聴した。今から4ヵ月前、撮影裏話を語っており、山崎監督の思い、狙いがよくわかった。ゴジラは動物としてではなく、原爆のメタファーとして、「祟り神」としてデザインしたと語っていた。地を這う姿勢ではなく、背骨をより立たせた。

ラストシーンの前からずっと涙が出てきた。もう一度じっくり観たい映画だ。

短い記憶

 

日記をつけて30年以上になる。
記録をしないと日々の歩みが頭に整理して入らない。何でもない1日でも貴重だ、記録に残したい。性分だろう。

過去の日々の記述を読み返すと、意外に楽しい。後ろ向きの感情は書いていない。その時の小さな出来事を客観的に眺められる。

最近は読み返しても思い出さないことがある。
例えば映画のタイトルなど、感動したことが書かれていても思い出せない。旅先の感想も本当に自分が訪れたのか、と思うこともある。

年を重ねて多くの楽しい記憶もつかの間。すぐに次の記憶が入ってくる。これでいいのか、と日記を閉じて睡眠に入った。翌朝、頭の中に古風な一文が浮かんでいた。

“かりそめを楽しむ、あなうれし”
これで納得だ。

Translate »