筋子を眺めて思う (1)

筋子は鮭や鱒の一腹の卵だ。すずこともいう。イクラは筋子をほぐしてバラバラにした卵。この筋子とイクラを眺めると、物質を構成している分子の模型のように見える。

イクラは一粒一粒離れている。筋子は一粒一粒が筋で繋がっている。すべてのものはバラバラで存在することはできない。筋子とイクラは、誰でも目に触れることができる、物質の分子模型を示している。

人間も単独で行動しているように見えても、存在し続けているためには複数が繋がっており、しかも他の思想、意識、意志、魂と目に見えないところでも、意識するとしないに関わらず、繋がりを持っている。自分の意志は筋子のように天の意志にすっぽり包まれている。

分子といえばその形は丸い。どんな形の生物体も、細菌からゾウに至るまで、それを形作っている分子には角がない。また無機質である四角いテレビ本体も粒子から成り立ち、その画面はよく見ると丸い粒子が集まって映像を作っているのがわかる。

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