10月16日、胃カメラ検診を昼近くに予約していた。
美味しく食べることは元気のもと、胃が元気であることが大事だ。胃の状態を10年ぶりに検査してもらった。
前回の記憶は薄れていた。今回も鼻からファイバースコープを入れて10分程度の検査。検査前に胃をきれいにするコップ半分くらいの液体を飲んだ。鼻に入れるゼリー状の麻酔、別のスプレー液は喉にかけた。注射の麻酔はなく、一部始終をモニタで確認できたのはよかった点だ。「喉もと過ぎて」少しは楽になったが、その前は痛みがあり、力を入れていたので、息をするの忘れていた。
涙も出て来る。途中、先生が「呼吸できますか?」と言われ、呼吸することを思い出した。そのあとは、ずっと声を出しながら深呼吸していた。事前に心得を知るのは大事だった。今回は意識的に考えないようにして当日を迎えたのが反省点だ。胃壁は問題なし、食道に軽く炎症あり。その場で説明があった。
大仕事を終えた解放感。昨日夕食から絶食していた。1時間後に食事をして良い、ということで、胃カメラ無事終了を祝って、近くの日本食レストランで秋の味覚の会席料理を頂く、少し贅沢なランチを思いついた。松茸土瓶蒸しもついている。何十年振りかの松茸お澄まし汁。これから何回、秋の味覚を食することができるだろう。
窓からは横浜港を一望できる。飛鳥Ⅱも停泊している。