旅の二日目は自由行動で5時に京都駅に着いて新幹線のぞみに乗って帰路に着く。
神社仏閣ばかりでなく、自然に触れながら散策したいと考え、京都から電車で20分で行ける宇治の町をゆったり回ることにした。10時20分にはJR奈良線の宇治駅に到着。途中、連山の麓に白の朝霧が横に伸びてきれいだった。この時期によく見えるらしい。

屋根が平等院のミニ版
駅前で観光掲示板を見ていたら、人力車の俥夫さんが元気よく声をかけてきた。続け様に宇治の話を始めた。午前中は宇治橋を渡って宇治上神社の方向が人が少なく、ゆっくりまわれますよ。平等院はその後に訪ねる、皆と逆にまわるのがお勧め、と説明する。確かに。道案内役がいると深い知識も得られるし、思い出にもなるしなどと思い、徒歩の代わりに人力車にした。朝の空気が気持ちいい。
70分のオリジナルコースで、まず宇治橋を渡る、右手に折れて朝霧通りの入り口。由緒ある「つうえん茶屋」がある。代々続く茶人の住まいだ。そこからまっすぐ進むと左手に正覚院の階段が見えた。屋根に鬼瓦があるので止めてもらい、写真を撮る。たくさんの提灯に開運不動明尊とある。昨日の聖護院の不動明王を思い出した。鬼と不動明王、つながっている気がした。

人力車の元気いっぱい俥夫さん

屋根に鬼がわら
M君によると宇治川は昔から暴れ川で、川沿いにそれを鎮める寺や塔が建っている。宇治川は川幅が広くきれいな青色だ。すこし川沿いに上ると観流橋に続く。左手に宇治発電所の放水の流れ、右手に宇治川の清流があり、橋のたもとで合流。二色の川の流れを楽しめる素敵なスポットだ。人力車に乗ってよかった。宇治川は元気に、悠然と流れている。後で調べると朝霧が川面に立つ風景は平安時代から和歌にも歌われてた。