6月26日から2泊3日、空路で羽田〜大分空港から国東半島へ渡った。天気は梅雨明けの前にも関わらず、陽射しは夏の強さだ。
1日目は午後からの観光で、福澤諭吉の生家がある中津市に位置する青の洞門と耶馬溪を散策した。

青の洞門は明治時代に日本で最初の牛馬や人の通行有料道路となった。禅海和尚をモチーフに菊池寛が短編小説「恩讐の彼方に」を発表した。昔、読んで心洗われたことを思い出した。

耶馬溪のある競秀峰は福澤諭吉が私財を投じて買い取った土地にある絶景地。江戸の儒学者頼山陽が「耶馬溪山天下無」と詠み、日本三大奇勝地の一つに数えられる。

耶馬溪は紅葉の頃は赤く染まる。今回は新緑を過ぎた緑色。
橋の下に見える周辺の川縁は岩や苔類が美しい。
