東京駅13時40分発のゆっくりした出発の1日目。
上越新幹線でわずか70分足らずで上毛高原駅に到着。宿泊は送迎バスで10分ほどの松乃井の源泉、生温泉の宿だ。できる限り外気に触れさせず温泉の鮮度を保っているので「生」温泉と呼ぶらしい。
2日目は現地で行き先を決めながら移動した。水上駅からバスで谷川岳のロープウェイをめざした。
山頂の眺めを期待したが、積雪は1.5メートルを超え、霞んでいる。思いがけず、スキー場に来てしまった。
下山して水上温泉駅付近を散策した。バスで「小学校下」で下車、利根川の川原から始まり、昔は賑やかだっただろう、と余韻が残る温泉街を30分くらい歩くと上毛高原駅に着いた。途中ガラス工芸品のお店にも立ち寄った。
わずか30時間の旅で、群馬県の温泉と谷川岳、利根川沿いの散策とゆっくりできる。新しい発見だった。