2日目、午前中は天気が良く、酒田市の北、日本海側に近い鳥海国定公園をドライブした。紅葉が始まっている鳥海山2箇所の大きな滝を訪ねた。出羽富士とも呼ばれる鳥海山は2,236mの活火山。
「法体の滝」は鳥海山から流れた一枚の溶岩が創った名瀑だ。山に対面した場所にあるのが珍しいそうだ。高さは約57m。この地を訪れた弘法大師が滝の前で「法体」と名乗る老人に出会った。「この滝に行をなす不動明王である」と説明したことが、滝の名前の由来だ。
次に向かったのは「元滝伏流水」の滝。
ここも鳥海山の湧き水。最近行きたいと思っていた奥入瀬を思い出す景観と優美な水の流れは期待以上だった。
万年雪の溶け水をボトリングした「鳥海山の氷河水」もおいしかった。
午後からは雲が広がり、やっと鳥海山の姿が車窓から眺めることができた。