緊急事態宣言で休館になっていたが、再び開催された展覧会。
はるばるミネソタ州から渡日してきた約100点の名品にこもる遊び心、いにしえの画家達の魂の気迫。
作品は全て撮影可なのも珍しい。
禅宗では「龍虎が自然の理の象徴」とされ、「龍吟ずれば雲起こり、虎が吠えれば風生ずる」などと詠まれた。
楽しい恋物語。セミ赤ちゃんや産後の玉虫姫の様子も右上に描かれている。背景の繊細な筆使いと色彩、見ていて飽きない。文章の書も美しく走りうっとりする。
この蕭白の鶴は六曲一双の一部。それぞれの鶴の眼を個性的に描き分けていた。
以前、京都の相国寺で出会った若冲。再び数点の鳥の図を鑑賞できた。上の絵は橋下のカラス。その他、軽快なタッチのモノクロのニワトリたち。夏向きに感じる。