人の気持ちは曜日によって影響されるものである。月曜日は働く人々や学生にとっては憂鬱な曜日であることが多い。週末休みの人ならば、切り替えが必要である。月曜日の迎え方を工夫したらどうだろう。
新しい週を迎えるのに、また働かなくては、、と古い考えや予想が入ってくる。真っ白な一日を与えられれば、期待もワクワクと楽しいはずだが、新しい週といっても、もう時間の使い方は決まっている。逃げられない。責任がある。気持ちよく月曜日を迎えるには、月曜日を好きになるしかない。月曜日は嫌だなあ、と多くの人が思うので、その考えや気持ちに引き込まれてしまう。月曜日の朝の通勤電車の中を思い出せば、世間一般の気持ちは共有できるだろう。
月曜日は始まりの曜日である。(日曜日を週の始まりとする国もあるが)始まりを迎えられたことに感謝する気持ちを持つ。始まりがなければ、物事は始まらない。しかも週末という間の休息を頂いている。そして毎週、毎週、始まりを頂いているのだ。
一週間という人区切りがあることはありがたいことだ。人が活動するのにちょうどいい長さの単位だ。始まって終わって、始まって終わって、の一週間の繰り返し。
終わり良ければすべて良し。これを実現するために、月曜日を始める。始まりはどんな状態でもオッケーである。寝不足でも、体調が本調子でなくても、良き終わりを目指して進んでいけばいいのである。
月曜日を迎えるのも気分次第。月曜日を温かく迎え入れ、憂鬱にならずに楽しい週末を迎えるように祈りつつ、とりあえず5日間生活すればよい。一週間ごとに生まれ変わった気持ちで週を重ねれば、良き時は流れていくだろう。
学校や職場に属していない人でも、リズムを作ることは大切である。呼吸を正しくすれば、よく生きるのと同じだ。家にいても普通の人は日課があるだろう。それに合わせて、週単位で賃金労働でなくとも、仕事を考え、週単位で始めと終わりのスケジュールを立てる。そしてその始まりがあることを改めて感謝するのが、月曜日を好きになる秘訣だ。