2日前、外で転倒した。公共の場では2回目だ。転倒事故が多いとは聞いていたが、やはり、他人事ではないと実感した。
近くの住宅街をぬけたところの階段。昔、小学校の登下校のときは、ジャンケンで、グリコ、チヨコレイト、パイナツプルと階段を進んで遊んだこともあった。
今回は階段幅が不揃いの石段の目測をあやまったのだろう。少しカーブになっているところで足を踏みはずした。とっさに後頭部を保護しようと首を挙げたのだが、最後に「コツン」と頭の中で響いた。頭の打撲はこわい。
階段にすわったまま、動けない。足を見ると、ひざ小僧やくるぶしが赤くすりむけ出血している。
その日の用事をキャンセルして、駅近の脳外科クリニックで脳CTの予約をとった。運良くすぐに診てくれると言う。脳ドッグではない事故なので保険適用だ。小さな丘状のコブが熱い気がしたが、医者は映像を見ながら、「頭の骨は厚みがあるので大丈夫でしょう」との診断。まずは安心した。
今回の反省は「履き慣れない靴に気をつけよう」と言うことだ。ふだんはほとんどウォーキングシューズだが、この時はふつうの靴にワンピース。新しい感覚について行けず、ウォーキングシューズの感覚でスタスタ軽快に歩いたのがよくなかった。
オシャレ第一より、安全第一の年代に入ったと痛感した。