題目を並べる。題目とは、主題、主旨、見出しのことです。
お題目を唱える。題目を唱えるだけで、御利益がある言葉のかたまりがあると教える団体も多くあります。
言葉が発音されるだけでその力を発揮するのは意外に簡単です。しかし言霊までに及んで、神霊世界から力を頂くのは容易なことではありません。
多くの場合、人間がお題目を唱える場合、願うのは複雑な問題の解決です。
その効果が発揮されないことが多いかもしれません。それはなぜか?
題目に題がついていないからです。唱える人にしっかりした台がなければ、台無しになる。そして題目にも題がなければ、見えない力も焦点がしぼれず、その力を発揮できないのです。
しっかりした台とは何か?どうしたらその台をつけられるか?
台とは発語する人の土台です。安定した、しっかりした台形の上にその人が乗っていればよいのです。自分が信念を持って生きているか、否かは、本人がよくわかるはずです。
信念の人は、題目を唱えることで、ますます力が与えられ、台のない不安定な人はなかなか問題解決に届きません。自分でお題を考え、つけて下さい。
「持てる人はいよいよ富み、持たざる人は持っているものまで取り上げられるだろう」と新約聖書の中に書かれています。