日という漢字を眺めてみる (2)

縦の棒はどうかと言えば、たった一本の縦棒で日という字は二間から四間に増え、日が二つになる。

この字は田んぼの田である。日がたてば、時は流れ、田んぼも変化する。昨日、今日、明日と時の流れが起こっているが、流れ自体は目に見えない。目の前のものが変化したのを見て、人は時の流れを感じる。

例えば、田んぼの変化が時の流れを感じさせてくれる。森や林が成長して変化するのは気づきにくいが、田んぼの様子は一年で確実に大きく変化する。田んぼをいつも眺めている人は、日がたった、時が流れたと、はっきり気がつく。

田んぼを変化させるものは何だろうか?
すぐ思いつくのは、太陽、水、手入れ(愛情)であろう。これらはすべて縦の棒である。上から下へ注がれるものだ。

目に見えない日々を重ねている間に、上から注がれる縦の棒によって、目に見える収穫物を持った田んぼに変化する。

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