買い物とは言わずと知れた、お金を払って品物をもらう行為である。お金を消費する行為だ。お金だけを消費するわけにはいかない。代わりに品物がついてくる。お金だけ消費したい人は、どこかに寄付するか、贈り物をするしかない。
お金を消費することで、精神が安定することがある。お金を貯めることでも精神が安定する。反面、お金を消費して不安定になることもある。お金を貯めても、まだ蓄えとして足りないのではないかと、不安になることもある。お金の消費は一種の精神への刺激となる。良くも悪くも働く。
お金は人間が作り出した便利でや厄介なものである。精神によく働いた場合、お金は喜び、またここに来ようと思う。悪く働いてしまった場合、お金は恐れ入って、もう来たくないと思う。お金はとても正直者だ。
お金は嘘をつかない、頼れるのはお金だけだと、お金を賞賛している人は多い。好かれているうちは、お金も気持ちよく働き、留まるが、自由がなくなるともっと動きたいと思う。お金は生き物だから、長い間留まっていたくない。長い間留まっていると、お金はお金でなくなり、ただの紙切れになってしまうことを知っているのだろう。
お金は最近はその姿を見せずに数字の記録になりつつある。お金は意志を持って走り出し、飛び回っている。他のお金たちと連携して、人間に協力しようとか、最近自分たちを粗末に扱っているので、反省の機会を与えようとか、言い合っている。