かねがね訪ねたかった東北地方の桜名所巡りを実現させた。ゴールデンウィークの予約を一週間早めて4月21日の出発に変更した。三日間ほぼ天気に恵まれ、桜の開花状況はベストに近かった。

緑の広場近くに渡れそうで難しい小川があった。
ファミリー向けに、お猿回しのイベントや音楽があったが、そこは避けて自然の景色に集中した。一万本の桜に囲まれている北上展勝地だ。川沿いには鯉のぼりの列が泳いでいる。



4/21/2025

これまで体験したこと、今の生活を、ちさと姿の見えないタモツさんが語った言葉をつづります。
かねがね訪ねたかった東北地方の桜名所巡りを実現させた。ゴールデンウィークの予約を一週間早めて4月21日の出発に変更した。三日間ほぼ天気に恵まれ、桜の開花状況はベストに近かった。
緑の広場近くに渡れそうで難しい小川があった。
ファミリー向けに、お猿回しのイベントや音楽があったが、そこは避けて自然の景色に集中した。一万本の桜に囲まれている北上展勝地だ。川沿いには鯉のぼりの列が泳いでいる。
門柱にきざまれている言葉ーー
「私は門である。」
「私を通って入る人は救われる。」(ヨハネ10章9節)
丘の上の庭はイスラエルのゴルゴダの丘のような曲がりくねった道に、多くの十字架が建てられている。それぞれにイエスの言葉、生涯の説明があり、色とりどりの花々が植えられていた。
五島出身の聖ヨハネ五島、日本二十六聖人の一人。
1597年、豊臣秀吉の命令により宣教師、信徒ら25名とともに西坂で処刑された。信者の尊敬を集めている。
高浜海水浴場、日本一美しいと言われる白砂の海岸
4月6日から2泊3日で、交通アクセスが難しい五島列島をグループツアーを利用して訪ねた。
世界遺産の上五島と福江島に一泊づつしてマイクロバスで島巡り。参加者は9名とゆったりした行動だった。天気も雲ひとつない青空でゴトウブルーを満喫した。
「鳥居から境内まで長く息を止めてくぐり抜けると長生きする」と伝えられるパワースポット。
1919年、鉄川與助の設計・施工による石造り教会を完成させた。上五島の人口25パーセントがカトリック教徒であるが、鉄川は生涯、仏教徒を貫いたという。
海で事故に会った同志12名へ鎮魂の祈りを捧げる龍馬像
有川港近くにある海童神社は捕鯨で栄えた地区のシンボルである。1620年、海童神を御祀りしたところ、溺死事故がなくなったという。
この教会も教会建築の巨匠、鉄川與助による設計・施工。
黄モッコウバラ
3月28日金曜日、集合場所の小田原駅に着いた時は雨上がりの空だった。そのあとは気温も上昇、陽射しがやや強い散歩日和になった。日帰りバス旅行は9時に出発。参加者17名。
午前中は仙石原の箱根湿生花園、冬季は閉館しており、3月15日オープンした。春の息吹を感じるが、ガイドさんによると新芽をニホンシカが食べるので、対策に苦慮しているそうだ。
説明中にも小鳥のさえずりのような鹿の声が聞こえた。
ミズバショウは意外にも毒性があるらしい。最近の教科書にはあの有名な歌は載っておらず、子供たちの認知度は低い。
園の入り口建物ではアフリカの球根鉢植えが展示されていた。可愛らしい小花、香りを楽しんだ。
宮城野の桜並木は五分咲き以上。あんずや葉桜になった河津桜、ソメイヨシノ、まめ桜が早川沿いに並んでいる。
何十年振りの広大な彫刻の森美術館。世界中からの観光客が訪れていた。箱根いちばんの人気スポットだそうだ。以前は人がまばらだった。今はインバウンドの子供からシニア世代まで大勢の人が野外彫刻や広場で美術鑑賞、森の足湯に浸かったり、ガラスの塔を昇ったりして遊んでいる。
開創1150年記念特別展を上野東博に訪ねた。
嵯峨天皇が離宮・嵯峨院を造営、後に内親王の願いにより大覚寺に改められた。
狩野山楽らの障壁画や名刀、五大明王像など大きいサイズの宝物は写真でその迫力を伝えられない。板画、襖絵を部分写真で来館記念とする。
紅梅の間の東面4枚と西面4枚を飾る襖絵の一部。春真っ先に芽吹く柳と夫婦仲良く子育てする燕。
前期展示を観て、2月26日に再びはっきりした明治の色彩、粋な錦絵を観たくなった。
以下は特に好きな錦絵7点を選んでみた。
2月21日、二重橋近くの明治生命館1階の美術館を訪ねた。
岩崎彌之助、秘蔵の歌舞伎を描く生誕190年の豊原国周と歌川国貞の浮世絵129点。
今回、個人的な重要ワードは、「五代目尾上菊五郎」だ。
五代目尾上菊五郎は以前サントリー美術館でも出会った。
魅力的な長い顔立ちで大首絵ですぐにわかる個性。
検索中に菊五郎の死絵がヒットした。菩提寺、戒名も記されている。
大自然に羽ばたく鳥たち。
神様の造形物、落ち着いたトーン、
あでやかな色彩が会場を埋め尽し、
圧倒された。
2月6日、「インストレーション」というジャンルの現代アート展を訪ねた。
鉄の素材を駆使する彫刻家の青木野枝さんとベネチアと京都のニ拠点で活動を続けるガラス作家の三嶋りつ惠さんの二人展覧会だ。
光の場 Hall of light, 2019
電子機器の設置で良く使われる「インストール」の名詞形が「インストレーション」。
旧朝香邸内にインストール(設置)された重量感のある大型作品を同じ空間の中で体験した。
姪の初めてのフレスコ画作品がメールで送られて来た。
翌日の新聞朝刊の横浜版にフレスコ展の記事を見つけ、早速ギャラリーを訪ねた。
この猫はしっぽが立体になっている!
フレスコ絵画は砂と消石灰の結晶化を利用してレリーフにもなる。イタリアから始まった世界最古の技法らしい。
作品の大胆なデザインも目を惹いた。作品名はドイツ語のおはよう〰︎のことだろうか。
会場中央に飾られた4作品、精密さはもちろん迫力ある構図と復古調で懐かしさを感じる色使いにしばし足を止めた。
今日は展覧会の初日で当作品作家の瑞慶覧かおりさんが絵画の前のベンチにおられ、フレスコ画の話、過去の作品集も見せて頂く。
知識乏しい私、丁寧な詳しい説明を拝聴でき、フレスコ画がいっきに身近な存在になった。日本では気候の関係もあり、普及活動をしているそうだ。