2月6日、「インストレーション」というジャンルの現代アート展を訪ねた。
鉄の素材を駆使する彫刻家の青木野枝さんとベネチアと京都のニ拠点で活動を続けるガラス作家の三嶋りつ惠さんの二人展覧会だ。
光の場 Hall of light, 2019


電子機器の設置で良く使われる「インストール」の名詞形が「インストレーション」。
旧朝香邸内にインストール(設置)された重量感のある大型作品を同じ空間の中で体験した。


これまで体験したこと、今の生活を、ちさと姿の見えないタモツさんが語った言葉をつづります。
2月6日、「インストレーション」というジャンルの現代アート展を訪ねた。
鉄の素材を駆使する彫刻家の青木野枝さんとベネチアと京都のニ拠点で活動を続けるガラス作家の三嶋りつ惠さんの二人展覧会だ。
光の場 Hall of light, 2019
電子機器の設置で良く使われる「インストール」の名詞形が「インストレーション」。
旧朝香邸内にインストール(設置)された重量感のある大型作品を同じ空間の中で体験した。
12月28日、今年もあと3日を残す時を迎えた。
テレビでは今年の出来事ばかりでなく、昭和から振り返ってコメントする企画も多い。昭和歌謡もまたブームの兆しで、昔華やかな時代の歌手の映像もよく流れている。生きている間にこんなに多くの事件、出来事が起きていたと驚く。
齢70数年、振り返るとあっという間、走馬燈の様に流れた、故人達は言っていたが、それをいま実感する。
今日夕方の空はアートだった。今年一年を表していると感じ、直ぐにシャッターを押した。
豪州からの哲学者の英語教師が先日こう述べていた。
短い言葉で良く表現されていたので、心に留めた。
Mother Nature stands above human chaos.
(母なる自然が人間世界の混沌の上に存在している)
今年1月、眼の不調から50年以上使用していたコンタクトレンズをやめた。常時3本の眼鏡を使い分けている。
白内障も気になり、同年代の友人、知り合いも、手術経験者が多くなってきた。医者は80歳以上はほぼ全員白内障になりますよ、という。10月、横浜市の健診の機会に、眼の状態を調べてもらった。すると意外にも「白内障と軽度の緑内障」と診断され、それぞれの治療点眼液2種類を処方された。
眼圧を下げるためのラタチモという目薬、寝る前に一滴づつ使うのだが、滲みるし、毎回充血する。1ヶ月後、担当医に伝えると、「これがいちばんバランスよく配合されているから、続けて下さい」との返事。
不信感を持った私は、別の眼医者を探し、セカンドオピニオンを求めた。すると検査の結果、「白内障はないので目薬は不要、緑内障の目薬は他にもいくつかあるので、アイベータに変えて様子を見ましょう」、という診断だった。この点眼液を1ヶ月使用して滲みないし、充血の副作用もなかった。
前回の目薬には気分が憂鬱になったが、今使用している目薬とは相性が良い。
医者の治療方法、診断に疑問を持ったら、詳しく説明してくれる医者、患者に寄り添ってくれる医者を見つけることが非常に大切だと実体験した一件だった。
サントリー美術館の英一蝶の没後300年を記念した展覧会を訪れた。京都出身の一蝶、藩医の父の赴任先の江戸に移った。
江戸の文化、風俗を描き、自ら吉原で幇間として人々を笑わす盛り上げ役もした。かたや狩野派に習い、芭蕉の弟子でもあり、美声の持ち主で小唄も歌う。何と魅力的な人であるか。
町人の分際で釣りを楽しんだということで「釣りの罪」で三宅島に島流しになった。島でも人気画家で注文を多く受け、家持ち流人、結婚もして父親になる。徳川綱吉の逝去で大赦があり、晴れて江戸に戻った。
1724年2月7日、73歳で世を去ったときの辞世の句は
ーーまぎらはず浮世の業の色どりも
有りとや月の薄墨の空ーー
英一蝶は港区の日蓮宗の承教寺に眠る。ここには晩年の作、「釈迦如来像」が奉納されている。
山あり谷ありの人生を謳歌し、晩年は熱心な仏教徒として活動していたと想像できる。今度、機会をつくって彼の菩提寺を訪ねてみよう。
10月末から11月始めにかけて、世界状況、国内状況の大きな変化、従来の四季感覚の変化、個人的にも変化が多い。
新しいところでは、トランプさんの4年振りの米大統領の再選で来年1月20日に就任される。多くの批判、悪行もある中、石破さんが初の電話会談の感想を述べていた。フレンドリーでつくろわない、わかりやすい。
私が昔から関心のあるS氏がその講演会の中で述べていた、「トランプは基本、平和主義で戦争を好まない」
大胆な見方だ。一般市民としては希望をもって祈るしかない。
アメリカのワールドチャンピオンシップゲームは、途中に幾たびの変化、予想外な出来事があった。国民は日本代表的存在の大谷翔平選手から多くの刺激と良きものを受け取った。
個人的には夏に断捨離を続けたマンション、私の城。10月にバタバタと新しい所有者が決まり、個人的には一時代が終わった気がする。
季節も夏日が多かった10月、ここにきて一気に冬支度。セーターや冬布団、暖房器具を用意した。
しかし立ち止まって秋も味わいたい。秋色の甘い果物を食卓に飾って眺めている。
10月に入って残暑と秋の気配が交互ににやってくる。
日本の政局も揺れている。
最近ユーチューブの「オサダーライフ」をたびたびフォローしている。
世界中の都市を短期日数で一人で巡っている。私も居ながらにして、最新の世界のリアルを観ることができありがたい。尺が長いのが良い。一本の時間が1時間平均で視聴に時間がかかるのだが、リアルに旅情とオサダくんの自然なコメントを味わえる。
大体、空港から始まり、毎回期待感がある。何より気に入っている点は、BGMの音楽や効果音が皆無なところ。最近はテレビでも動画でも音楽の趣味を押し付けられ、視聴者の聴覚にストレスを与えかねない番組作りがほとんどだ。静かに視聴したい。
昨日のラオスのビエンチャンの動画が楽しかった。ちょうど石破新首相が初めての外国訪問して良いパーフォーマンスをした国である。よけいに興味をそそられた。ベトナム隣国の山岳地帯の国、人口750万、海を持たない。アメリカで一度は訪れたい国ランキングで1位だったらしい。
9月27日金曜日、NHKの朝ドラ「虎と翼」の最終回。司法制度に興味があった。ノンフィクションの部分が多いこともあって毎朝筋を追っていた。
「法とは何か」裁くためではなく、国民のためにある。
同じく金曜日の朝刊は冤罪の袴田事件に無罪判決を一面に報道している。静岡地裁の国井裁判長は捜査側の捏造や捜査手法を非難し、逮捕から58年の長きを要してようやく再審無罪にたどり着いたことを姉の袴田ひで子さんに真摯に詫びていた。
その日の午後、自民党の次期総裁選挙ライブの様子を視聴した。3時25分頃、2回目の決戦投票で、奇跡のような石破茂さんの逆転勝利。感動し、一人でテレビに向かって拍手を送った。「刷新」から程遠かった今の政界に光がさしてきた。
今年の中秋の名月、9月17日にお月見をした。
翌日が本当の十五夜満月らしい。
残暑の空気が夜中まで続き、湿気が多く、昔の秋風は吹いていない。
群雲の流れが速く、月の見え方が刻々と変化する。
やっと綺麗な、ほぼまんまるお月様の姿をとらえた。
月影のせいなのか、夜中3時をまわっても入眠できない。
あきらめてベッドから起き出す。再びお月見を4時まで続けた。
朝刊を配る音が聞こえてきた。
皆さん、9月になってまだまだ終わらない夏が続きますが、お元気でお過ごしですか。
私は学生の頃から秋が好きで、9月になると浮かんでくる、おなじみのフレーズ、「読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋」。今年はもう9月10日なのに、秋のエネルギーがやって来ない。
日本は春夏秋冬の四季があり、季節により一年の行事が決まってくる、退屈しない風土があった。最近は季節感が薄れ、生活の張りが薄い。
今は季節を感じる工夫を生活に取り入れる必要を感じる。
やはり手取り早いのは植物観察が良い。
室内の観葉植物を毎日眺めていると、成長が目に見えて早い。全体の形もメッセージを伝えているようだ。特にモンステラなどはわかりやすい。何を伝えようとしているのか、会話ができる気がする。
日々元気を頂いている。
あと1日で酷暑続きの8月も終わる。ここ一週間はノロノロ台風10号の進路が専門家でも読めず、日本全体が列島からの通過を願っている毎日だ。
雨の日、酷暑の日は外に出たくないので、ステイホーム時間が多くなる。気圧のせいか、気力低下、ダラダラと過ごす。昨日は午前から眠気に襲われ、2時間の仮寝、夕食後の睡魔でまた仮寝と、文字通り二度寝をした。
若い時は生活のリズムを考え、また、なぜか罪の意識のようなものがあり、昼寝の習慣はなかった。
今は我慢せずに、むしろ健康のため、美容のため、脳の働きを良くするため、体の不調には、運動よりも何よりも効果があると思う。
将来の生活を元気で過ごすために家で眠気を感じたら、健康第一、最優先で歓迎しよう。こんな生活が許される年齢になった。しみじみ。