1月6日、高島町近くのこじんまりしたみらい美術館にぶらりと訪ねた。1時間もあれば十分に鑑賞できる。
今回の「超絶技巧ガラス展」のうち、多くがアルジー・ルソーの小作品の常夜燈や花器。そのデザインと色彩が楽しく気持ちが華やいだ。



彼はフランスのシャルトル出身。化学、物理学を学び、歯科技工士になるが、その後セーブル国立陶芸学校で学ぶ。作品を見ると彼のキャリアの反映に納得した。



これまで体験したこと、今の生活を、ちさと姿の見えないタモツさんが語った言葉をつづります。
1月6日、高島町近くのこじんまりしたみらい美術館にぶらりと訪ねた。1時間もあれば十分に鑑賞できる。
今回の「超絶技巧ガラス展」のうち、多くがアルジー・ルソーの小作品の常夜燈や花器。そのデザインと色彩が楽しく気持ちが華やいだ。
彼はフランスのシャルトル出身。化学、物理学を学び、歯科技工士になるが、その後セーブル国立陶芸学校で学ぶ。作品を見ると彼のキャリアの反映に納得した。
1月3日も朝から日本晴れ、動物園に行き、生き物の元気な姿をカメラに納めたいと思い立つ。近場にある横浜市の入場フリーの子供向け動物園を訪ねた。
大きな動物の柵は留守が多かったが、長寿の亀、勇ましいコンドルの元気な姿を撮ることができた。
途中、ラクダの「つがるさん」の小さな像を見つけた。関節炎で前足が立たなくなっても元気で食欲旺盛だったそうだ。ラクダの寿命が25年と言われる中、なんと38歳で老衰で亡くなった。人気者で晩年は営業部長にも任命された。
12月30日、今年を振り返る。
ウクライナ戦争、国の赤字予算、膨らむ防衛費、国内のデジタル化の遅れ、円高不況、長引くマスク生活、、、
未解決の課題が多い環境の中で
モヤモヤ感を多くの人と分かち合っている。
予想外の出来事が多く、誰も先が読めない。
こういう時は頭を使うより、体力をつけようと思う。
来年はとにかく、地上を歩くことにした。
待ちきれず、この年末から目標を立てた。
調子が上がるとスピードを出すのもよさそうだ。
街歩きは趣味だが、今は体に集中し、歩くことが目的になってきた。
爽快、楽しい気分になるのが嬉しい。
12月17日土曜日、思い立って鎌倉駅に近い美術館の魯山人展を訪ねた。日曜日までの開催だったが、思ったほど混雑していなかった。というより私一人だ。
天然木の棚や李朝ダンスの上にゆったりと展示してあり、自宅でくつろいでいるようだった。
受付の横に一脚の椅子と机の上に一冊の古い雑誌「太陽」が置いてあり、魯山人の特集を組んである。多方面の有名人からのコメントや本人の言葉も多く、つい引き込まれて一時間を超える読書時間になった。ポッカリ空いた時間と空間の中で、ゆったりと魯山人の作品を眺めた。
朝目覚めると、不思議と心が強くなっていた。
不安な気持ちがない。
病院で予約時間を過ぎて90分近く経った頃、
午前中の最後に呼ばれた
落ち着かない1週間ーー
楽しいことをして、とメールが来た
生検の抜糸のあと、医師は「良性でしたよ」と明るく告げた
帰り道、花屋に寄ると、2本の紫色の翡翠ランが目を惹いた
一つは母の写真の横に飾った
もう1本はその夜お祝いにきた姪に渡した
急に世の中に光がさし、新しい人生が広がった
また何でもない日常を楽しもう
あるエッセイ本の中で、2017年制作のフランス映画「たかが世界の終わり」を知り、興味を持った。その後すぐに新聞の映画コーナーで2012年制作のアメリカ映画「チョコレートドーナツ」がグッドムービーと紹介されていた。
1週間のうちで2本の映画をレンタルしたが、奇しくも「性差別問題」と「家族」のふたつのテーマがあった。
両方ともレンタルで視聴した。シリアスなフランス映画の結末はモヤモヤすることが多いが、今回も。この映画の終わり方は見る人にインパクトを与えるのは確かだ。家族とは? 表面的に平穏無事で暮らす選択もできるが、引き金があって、礼儀も飛んで冷酷な扱いを受ける可能性もある。ホームはたやすく崩れることもある、それを選ぶのは家族だ。
「チョコレートドーナッツ」は実話。血のつながりはない風変わりな家族がいた。社会正義に燃えるゲイカップルはダウン症の少年を私たちの息子、スィートハートと呼び、愛溢れるホームを築いた。しかし理不尽にも他人がそれを壊すこともある。結末はハッピーエンディングではないが、観る人に崇高な香りを残す映画だった。「チョコレートドーナツ」は3回視聴した。
ボブディランの歌、I shall be released any day now (私は今日にでも解き放たれるだろう) から引用した Any day now が映画のタイトルだ。
11月も今日で終わり。
トレーナーの熱心な指導のもと、本気でダイエットと運動を始めてもうすぐ3ヶ月になる。7キロ減量目標の半分達成した。長年の頑固な生活習慣を変えられたことも実感できた3ヶ月だった。
体内の断捨離も気持ちがよい。微量ながら筋力をつけながらダイエットしているので、朝夕、自宅で腹筋運動やスクワットも苦役ではなくルーティンになりつつある。
具体的に改善されたことは、
● 1日2回の間食がなくなったこと。
● ゆっくり味わうので、満足したら、食べ切らずに残すとい
う選択ができる。残りは次回の一品になるので経済的。
● 経済的といえば、外食の数がめっきり減り、自宅で工夫している。料理を扱う番組もよく見るようになった。
● 夕食後は活動量が減るので、少ない食事量でいいとアドバイスを受けた。胃袋感覚でこれを実感。軽い運動を夜も行う気になる。
これからダイエット後半戦、3月迄に目標を達成したい。
シニアなので集中しながらも焦らないでいこうと思う。
年季の入った築50年のマンションに住み始めて約15年。
管理会社を持たない、入居者主体の自主管理の形態だ。
今年の大きな計画の大規模修繕工事、8月22日から始まり、11月21日に修理やお化粧直しが無事終了した。
朝10時、理事会の役員4名と施工会社責任者が集まった。建物全体の補修状態の確認で屋上から駐車場まで見廻りを1時間ほどかけて行った。
近年他の水道関係や床工事等を優先した。そのため後回しになっていた18年振りの大規模修繕工事がやっと終わり、清々しい気分だ。
政府の住宅金融支援機構から総工事費用を借り入れして実現できた。低金利で返済期間は10年間と会計にやさしい制度がある。お世話になり有難うございます。入居者の総意です。
11月12日13日と有明の東京ガーデンシアター、定員8千人の会場で国際規模のフィットネスコンテストが開催された。知人がエントリーしたので、ボディビルの世界の観戦の機会を得た。
朝から夜9時過ぎまでの開演と長い。午後2時から観戦した。午後は開会式に続いて女性ビキニ部門、男性フィジーク部門、ボディビル部門を観戦。
世界中からの男女の筋肉美に目を向けた1日だった。筋肉について考えることはほとんどない人生だったが、今回の経験で人物を見るとき筋肉が気になりそうだ。
歴史をさかのぼって運慶快慶の仁王像も思い出した。改めて東大寺南大門の金剛力士像(仁王像)の筋肉美、ポージングにも目を向けた。
10月、自身の誕生日記念に、サボテンを探していた。
いくつかの花屋を回ると、サボテンコーナーには意外に多くの種類が並べられている。横浜そごうの屋上園芸店をのぞくと、マダガスカル島からの芸術的なフォルムの長くて大きめの一品物を見つけた。ユニークな形に心が動いたが、置く場所に困りそうだ。目立ちすぎて、今家にある小ぶりの10個の観葉植物が霞んでしまうのも気になる。
結局、近所の花屋で見つけた小さな一般的なサボテン、「金烏帽子」を育てることにした。別名、「ゴールデンバニー」。
ウサギの耳に似ているところに由来した名前だろう。購入してから10日経った。
小さな産毛が密集した新しい耳が可愛らしい。