4月25日はあいにく終日雨の予報、携帯傘より便利な普通の長い傘をホテルで借りた。タクシー予約も40分待ちだ。
公共交通は路面電車の紙屋町東駅まで徒歩10分。そこから東広島駅に行き、JRに乗り換え、宮島口駅に到着。1時間くらいでスムーズだった。そこから出航するフェリーもすぐに乗船でき、10分ほどで、宮島桟橋に着いた。
大勢の外国人観光客、島は風もあり、この日は2月くらいの気温に下がっているそうだ。多くの開いた傘、傘、周りの景色が見えにくいだろう、少しガッカリして進んで行くと、人力車のお兄さんがお客待ちしているのが見えた。これは利用させて頂くのが正解だ。オプションの説明を聞いて、2時間のコースを選んだ。
暖かいひざ掛けを2枚掛けてくれた。薄着だった私は有り難かった。記念写真も上手に撮影して頂いた。
厳島神社は推古天皇元年593年に創建された。
その後、1168年頃、平清盛が神殿造りの海上社殿を造営した。1571年に毛利元就が本殿の大規模な修復を行なった。
宮島全体が御神体ゆえ、流血の戦いを起こした毛利氏が改築の責任を負ったのだ。
大鳥居は重さ約60トン、高さ16メートル。クスノキを使用しており、鳥居の重さと強固な地盤だけで自立している。当時のすぐれた建築技術に驚嘆するばかりだ。