戦争と平和 (1)

過去に多くの人がこの課題に取り組み、努力し、祈ってきた。
その間、いろいろなドラマがあっただろう。平和を得る代わりに得たもの、それは絶望であったり、希望であったり、友情であったり、苦しみであったりしてきた。過去の人々がやってきたことの成果が実りつつある現在だ。

平和を語る時、ある人は何らかの躊躇を感じると思う。
そんな柄ではないと思う人もいれば、気恥ずかしさを感じる人もいるだろう。
公然と平和運動をする人以上に、密かに平和を願っている人々は大勢いる。
平和を願っている人々の中には、宗教者もいれば、子供もいる。現状が少しでも嫌だと思う人々は、すなわち平和を願っていることになる。

「戦争と平和」という一組の言葉があるように、戦争がない状態が平和であると考える人もいる。事件が起こらないことが平和と思う人もいる。

私はこう思う。平和とは、異常な状態だ。なぜなら、、いまだかつて全世界に平和が訪れたことがあるだろうか? 答えは否。いつもどこかで争いが起きている。困っている人がいる。正しくない規則に縛られて生きている人がいる。

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