秋のスペイン旅行:1日目 マドリード&トレド

初めてのスペイン旅行、いよいよ11月11日、羽田空港から午前便でパリ経由マドリードに飛んだ。

14名のグループ。シニア世代のご夫婦5組と女性同士の2組、添乗員はスペイン渡航170回を超えるベテランという構成メンバー、スペイン6泊で名所旧跡を飛び回った。

紅葉が見頃の美術館周辺、開館を待つ人々

ホテルから近いプラド美術館、予約の開館10時前に到着した。周辺は朝の散歩にぴったり、天気も良く飛行機雲が見えた。

美術館前、ゴヤの像が見下ろしている

館内は撮影禁止、ベテランの現地日本人ガイドの年配男性が2時間ほど解説してくれた。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレゴの三大巨匠そしてルーベンスの三美神などの名画を細かくわかりやすく解説してくれた。中身が濃すぎてちょうど良い感動の2時間だったが、観る時間がなかった他の作品も名残惜しかった。

フェリペ4世騎馬像
オリエンテ広場

ガイドさんによるとこの騎馬像はヨーロッパでもっとも知られている、プラド美術館の名画から造形した銅像だ。1640年にこの地に到着、後ろ足だけでバランスをとった安全性はガリレオ・ガリレイの計算のおかげで実現した。

トレドの旧市街とタホ川
15:50, 2025

名物の海鮮パエリヤのランチをいただいた後、バスで約1時間70キロの古都トレドに到着。

ローマ時代からの城塞都市のトレドは569年に西ゴート王国の首都になった。イスラム教の侵入で西ゴート王国が滅亡した後、1561年のマドリード遷都までキリスト教、ユダヤ教の文化が共存した。

サンマルティン橋とタホ川、トレド
16:00、11/12/2025
市庁舎広場でフラメンコのイベントに集まる各世代の市民
サンマルティン橋からの景色
タホ川はイベリア半島で最長河川

11月12日、夕方5時30分、午後からの駆け足だった半日ツアーの世界遺産古都トレドの夕暮れ時を惜しみつつ、マドリードに戻るバスに乗車した。

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