日曜日のランチを農家風レストランで頂いたのち、私たち一行はバスで北上、ケーブルカーで4キロほど山を上り、歴史ある人口2万人のオルビエートに到着した。
夕方4時頃に大聖堂の前に立つ。
イタリアの3大ゴシック建築のひとつで 1264年頃建てられた。きっかけは「ボルセーナの奇跡」。
1263年、サンタ・クリスティーナ教会でボヘミヤの司教がミサの聖体拝領に使ったパンからキリストの血が流れ、聖体布に付着した。
当時この地を訪れていたローマ法王ウルバーノ4世がこれを認定し、聖体布を祀るためにこの豪奢な教会建設に至ったそうだ。そして聖体祭、花祭りの始まりとなった。
教会前の広場で若い男性がよく躾けられたブルテリアを散歩させていた。リードを外していてもおとなしい。
夕方5時、オルビエートをあとにして、バスは136キロ南に進んだ。
19時頃、今回観光の最終地のローマのホテルに到着した。