金沢の旅 ③ :伝統工芸展、金沢城公園、ひがし茶屋街

最終日3日目は予報に反して、朝から小雨。
ゆっくり朝食をとっていると、昨日ランチ店で会話を交わした大宮からの女性2人が声をかけてくれた。情報交換をした。帰りの新幹線は出発は20時近くにしてある。10時前にチェックアウトを済まし、荷物を預けたまま、ホテルを出た。

歩いて5分位のショッピングビル、めいてつエムザで伝統工芸展にて入賞作品など開催中だ。入場料500円、良さそうだ。予想に違わず、精微な伝統工芸品の数々に加賀の香りを存分に感じた。

緑彩花瓶・笹音、宮本雅夫氏入賞作品
神話の月、高田和司氏入賞作品

兼六園散策では金沢城公園に行けなかった。雨も上がってきた。公園内を散策することにした。入り口を探していると、地元の自転車に乗っていた女性が、「どこかさがしていますか?」と声をかけてきた。入園は石川橋を渡るのが一番お勧め、オリジナルが残っている門はここだけと説明してくれた。

金沢城公園、石川門口

玉泉院丸庭園に行くと、ボランティアガイドのコーナーがあった。ここでも人が少なかったせいか、年配の女性ガイドが声をかけてくれた。結局30分ほど、庭を含め、公園全体の説明を聴くことができた。お松の方の別荘、玉泉院丸の庭園、小堀遠州の弟子の作庭で、土の橋、木の橋、石の橋とあるのがわかった。

金沢城公園内、玉泉院丸庭園

香林坊ダイワは1階ウインドウはブランド品が飾ってある。このビル8階でランチタイムにした。見晴らしがとても良かった。

午後はひがし茶屋街で時間をかけて散策。
地図なしでもたくさんの見どころに行き当たる。入場料500円の「志摩」は1820年に建てられた木造二階建てのお茶屋さん。一階が帳場、二階は高くしてあるお座敷。押入れはなく、襖を開けて小さなライブ場になる。中庭を臨む透かし欄間も繊細だ。

重要文化財、茶屋志摩の帳場
ひがし茶屋街

夕刻、前田家の大きなお位牌が安置されてある円長寺にて、地元の書家、水口天楓さんとお話する時間があった。遅い時間の新幹線で正解だった。それでも宿泊ホテルでタクシーを拾って急いで駅に向かった。駅の名店街で、加賀の棒茶、和菓子、夕食の笹の葉寿司などを買って車両に乗り込んだ。

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