尾道港からフェリーで生口島へ ③

7月11日、朝9時15分、ホテル前の尾道港から、生口島の瀬戸田(沢港)に向けてシトラス号は出航した。待ち人がいない島は、汽笛を鳴らして通過する。向島、因島を経て約40分。レモンの島、生口島(いくちじま)に到着した。

尾道←→瀬戸田を運行する
シトラス号
朝の瀬戸田港

沢港前のレンタサイクル店で2台の3段ギアの黄色い自転車を借りた。ルートは地面に塗られたブルーラインに沿って走るので迷わない。

サンセットビーチ近く、生口島

ビューポイントのサンセットビーチまで海風の中進んだ。
ここで折り返し、風の少ない港方向に進み、港近くの平山郁夫美術館を訪ねることにした。陽射しが強いので、こまめに休憩をとった。

平山郁夫画伯の出身地である瀬戸田。若い頃の作品に目を惹かれた。昭和時代の地元の様子を描いた油彩画も珍しい。

路地、瀬戸田町 1952年
白壁の家
昭和20年代のタバコ生産の農家

建物や庭園も和風。手入れと愛情が行き届いている清々しいスペースだった。改めて平山郁夫画伯と奥様の歩んで来られた道を考えた。旅から戻り、芸大時代の平山美知子作品集をオンラインで購入した。

天かける白い橋、2000年
 しまなみ海道、今治市〰︎大島間の最後に完成した橋

帰りは4時30分の尾道駅行きの定期バスを利用した。しまなみ海道を60分ほどかけて各駅停車で走り抜けた。

一年を通して牡蠣が食べられる
尾道WHARF(ワーフ)

夕食は気になっていた牡蠣のレストラン。ホテルと同じ建物の港を臨む1階にある尾道ワーフ。店内が賑やかに混んでいたので美味に違いない。広島最後の夕食タイムも旅情を満喫した。

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