「想いが重なるひな人形」

横浜人形の家にて故後藤由香子さん(1969〜2017)のひな人形展を3月21日まで開催中だ。

岐阜県生まれ。祖父も人形作家で子供の頃から人形作りを見て育った。十二単の着物の「かさね」の色彩が美しいお雛様たちはそれぞれタイトルを持つ。桜は作家の一番のテーマだった。

後藤由香子氏のお雛様の顔立ちは江戸時代中期の「享保雛」に似ている。私が会場で撮った写真は、自動でグーグルが同じ人物としてまとめていた。作品群は会場で流れるビデオの中で、説明するご自身にも思えた。

享保雛、江戸時代中期

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »