あらためて挨拶について

挨拶は自分と相手の心の状態を伝え合うこと。

●生きていくためのエネルギーを交換し、与え合うこと。

小さな子供の挨拶は最高だ。元気な声を出して、元気さを表現できる。それで親は安心する。まわりの人も楽しくなる。大人になっても子供の頃の挨拶の心を持ち続けられる人はたいしたものである。

挨拶はお互いのパワーの交換ができる。交換できない場合でも、相手にパワーを与えることができる。時に声を出すパワーがないときは、笑顔だけでもよい。相手に笑顔を見せる余裕がないときは? 自分に向かって笑う気持ちでほほえんでみる。すると、顔の筋肉、内臓の筋肉がほぐれる。自分に元気を取り戻せる。

苦手な人、相性がわるいと思っている人に対してなんか、言葉が出てこないよ。
そんなときでも笑顔は有効だ。かすかな笑顔でも人は気づく能力を持っている。

身近な相手に複雑な思いを持っている場合、言葉で表現できないことがある。こんな場合は、相手のからだに思い切って触れることで、不思議と通じる。最近は日本でもハグする人が少しづつ増えてきた。この場合は通じることを願い、意識することが大事だ。例えば、握手なら自分の気持ちを手に込める要領だ。わだかまりが取れて、自分のストレスも解消されやすい。

挨拶の相手は人だけとは限らない。一人暮らしの人、人口が少なくて一日に会話をする機会が少ない人、病気で家にいることが多い人も挨拶してみよう。

「朝」に対しても、挨拶できる。「グッドモーニング。またお会いましたね。」子供の頃はこんな会話も変とは思わなかっただろうが。

勇気をしぼって挨拶して心が通じなかった場合も、がっかりする必要はない。
自分の耳は必ずその声を聴いている。

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