能登半島、フェリーから眺めた海岸線 ③

最後の訪問地は福浦港。観光フェリーに乗って、海から能登金剛、巌門海域をクルージングした。

 

 

旧福浦灯台、志賀町

1月の地震で3艘の船のうち、2艘が座礁して最近まで休業していた。この日は天候も回復し、出航できた。

福浦港、志賀町
能登金剛、10/16/2024

 

赤い溶岩の岩が見える
下船近く、波が荒れてきた
空模様も曇りへと変わる

能登半島、復興応援モニターツアー ②

2日目、宿泊した金沢駅近くのホテルを出発、再び能登半島に向かう。午前中は羽咋市(はくいし)にある宇宙科学博物館、コスモアイル羽咋を訪ねた。

旧ソ連とアメリカの実物の宇宙船が数多く展示されていた。
浅い大きなお椀型のユニークな建物の屋外にはアメリカ製のロケットがそびえている。

マーキュリー・レッドストーン・ロケット、米国製
ヴォストーク宇宙船、旧ソ連

飛行士は高度6千メートル上空からパラシュートで帰還した。

月面探査機、ルナ24号、旧ソ連

24機のうち、最後の月面探査機。月の石を地球に持ち帰ることに成功した。

モルニア通信衛星、旧ソ連

特殊な軌道を安定飛行した。中央オレンジ色部に偵察用カメラが見える。

昼食時、砂浜道路そばの千里浜(ちりはま)レストハウスに寄った。
昨日の帰路、夕刻にバスはここの8キロの砂浜を走り、対向車にモーターバイクの群れが続いていた。

午後は羽咋市に戻り、海岸線近くの日蓮宗本山の妙成寺を訪ねた。建立400年の重文祖師堂にて、住職から説明を聴く。加賀前田家が本堂、祖師堂、五重塔を建立し、現在国宝にすべく申請中だ。

浄行堂、妙成寺
妙成寺、五重塔
丈六堂の立像、釈迦牟尼佛
妙成寺入り口茶屋の冷やしあめ

お寺見学後、メダカを眺めながら、冷やしあめ、飲んでいってください、の声に惹かれて、一休み。生姜とレモン味が爽やかで美味しかった。

能登半島、復興応援モニターツアー ①

能登半島はいつか訪ねたい場所だった。今年始め、大地震に見舞われた。9月に入って豪雨災害が重なってしまった。

復旧が遅れ、被災者の不便な生活を案じている中、8月に旅行社の上記の企画に目に止まった。即参加申し込みをした。

10月15日、羽田空港を9時に出発、翌日20時に空港に戻る行程だ。参加者37名。

のと里山空港から北上、聖域の岬、珠洲岬に向かった。滑走路には凹凸が残り、車窓からの風景は瓦屋根の損壊した家屋やブルーシート、ブルドーザーなどが続いていた。

珠洲岬のランプの宿、休業中

「ランプの宿」の従業員の多くは家屋が被害に遭い、宿の設備も復旧していない。現在、新たな施設への活用を考えているそうだ。

青の洞窟、地面が隆起したせいで海辺が近づいた

珠洲岬は海中で寒流と暖流がぶつかり、海の色が左右で異なる。大気も上下する、日本三大パワースポットの聖域と言われている。

717年インドから来日した方道仙人が岬で長らく滞在し、「天へ登る」修行をしたとの伝説がある。能登の語源にもなっている。

バスが穴水町に移動すると、景色は変わって収穫したばかりの葡萄畑が広がっていた。この地も水害で多くの損失を被った。

 

能登ワインの貯蔵庫
5名の社員で運営している

@osada-lifeのYTチャネルで海外旅行

10月に入って残暑と秋の気配が交互ににやってくる。
日本の政局も揺れている。

ハロウィンの飾り、YEG

最近ユーチューブの「オサダーライフ」をたびたびフォローしている。

世界中の都市を短期日数で一人で巡っている。私も居ながらにして、最新の世界のリアルを観ることができありがたい。尺が長いのが良い。一本の時間が1時間平均で視聴に時間がかかるのだが、リアルに旅情とオサダくんの自然なコメントを味わえる。

大体、空港から始まり、毎回期待感がある。何より気に入っている点は、BGMの音楽や効果音が皆無なところ。最近はテレビでも動画でも音楽の趣味を押し付けられ、視聴者の聴覚にストレスを与えかねない番組作りがほとんどだ。静かに視聴したい。

昨日のラオスのビエンチャンの動画が楽しかった。ちょうど石破新首相が初めての外国訪問して良いパーフォーマンスをした国である。よけいに興味をそそられた。ベトナム隣国の山岳地帯の国、人口750万、海を持たない。アメリカで一度は訪れたい国ランキングで1位だったらしい。

ラオスの国旗

 

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