日中の異常な熱さ、夜間も暑い

暑中お見舞い申し上げます。

奥入瀬渓谷

連日、「命を守るために、エアコンの使用、水分摂取、不要不急の外出は控えよう」、とテレビで呼びかけている。

夜も30度から下がらないし、湿度は高く、昼間の空気はカラッとしない。睡眠中は特に必需品なのだが、購入して5年目のエアコンの冷房機能が効かなくなった。二日間のエアコンなしの生活体験をした。

子供の頃、母が寝ながらウチワ片手に仰いでいた姿を夏の一シーンとして思い出す。当時は夏の気温も今ほど高くはなかったが。

一晩中、窓を開放し、扇風機を首振りで回していた。起床時は汗でベタベタだ。頭皮も熱い、即シャワーを浴びた。これで電力供給が低下したり、止まったりしたら、扇風機も使えなかったらウチワだけが頼りだろうか。

エアコンが突然効かなくなった時、そして体温に迫る高温多湿の中で生活する時、どんな知恵があるのか考えておく必要がある。

静岡市立日本平動物園

旅の3日目は、晴れていたが雲が多く、この日も富士山は姿を現わさなかった。ホテルをチェックアウトした後、1時間のドライブで日本平動物園の到着した。

昭和44年8月、66,000平方メートルの敷地に123種の動物たちを展示、開園した。

アジアゾウ
ミーアキャット

動物たちの行動がよく見えるように展示されている。この日は外を歩くには暑すぎるので、3階建の涼しい猛獣展示館がありがたい。

レッサーパンダ、りんごが大好き

冷房完備の猛獣館には広いスペースにアムールトラやピューマ、ジャガーなどが歩く姿が見られた。

ジャガー
ピューマ

シロサイのタロウ君は高齢者らしい。日向に体を横たえていた。水浴びさせてあげたい。

シロサイのタロウ、約40歳

ちょうど11時半のランチタイムがあり、乾草キューブを飼育員のお姉さんが素手であげていた。さいの角は貴重で一生伸び続ける。高価な薬用にも使用され、以前展示の角が盗まれたこともあるそうだ。

赤いショウジョウトキたち

静岡の掛川花鳥園と蓬莱橋

7月16日、焼津で宿泊した。2日目は朝から梅雨最後の雨模様。

ホテルの案内係お薦めの掛川花鳥園と蓬莱橋を訪ねることにした。車で1時間のドライブで黒い色調の武家屋敷風門構えの渋いゲートに到着した。

しかし園内は一転して南国風の明るい屋内エリアが広がっていた。

アメリカフクロウ
ワシミミズク
アフリカンワシミミズク、いずも

入り口近く右手に世界のフクロウの檻が並んでいる。予想外の世界中の珍しい種類に出会えた。正面を向いて静止しているポーズで迎えてくれる。

熱帯性睡蓮の大池では色とりどりのウオーターリリィの花を咲かしていた。

ショウジョウトキとフラミンゴ
オーストラリアクロトキ

鳥たちの羽や足は鮮やかで、動くとなお楽しい。ニュージーランドからの金色のミヤマオウム、自由に飛び回る人懐っこい黄色いインコたち、細い足で歩き回るセイタカシギやフラミンゴ。

ハシビロウコウ、7/16/2024

ハシビロコウは長時間動かない鳥でここ花鳥園のシンボルキャラクターになっている。

小雨が残る屋外エリアには行かなかったが、表情豊かな鳥たちに会えて満足した。午後、次の目的地の蓬莱橋に向かった。明治12年に農業用の橋として建てられた897.4mの「厄なし」スポットだ。

大井川に掛かる蓬莱橋
ギネス認定、世界最長の木造歩道橋

さようなら、私の城マンション時代

終活の一環として、約40年間多目的に使っていたマンションを手放す準備をしている。

近くの公園で散歩中の父
マンションオーナー

30歳になった頃、姉と二人で実家を出て住居用に使った。二人共、会社員時代でのんびり過ごせたのは週末くらい、あっという間に10年は過ぎた。そしてある日、姉はあっという間に結婚して出て行った。

32年前の夏休み、1992年8月
よく遊びに来た姪たち、いつも飾っていたマティスの絵

その後は40歳近くで私は自由業になり、初めての一人暮らしのスタート。ホームパーティをしたり、小中学生を対象に英語教室を開いて劇の練習もした。姉の子供達がよく遊びに来たり、泊まったりの数年間。時間が自由になるライフスタイルだった。幼い子供達と遊び、よく出かけた。本の出版や海外旅行も自由に計画して実行できた。

英語教室、6/25/1994

46歳で再就職し、また平日は忙しい会社員生活に戻った。週末のんびりと窓からの空や街を臨みながら、心地よい風を楽しむ一人時間。あっという間の10年間。

父親を見送り、続いて母親の介護が始まる。近くのバリアフリーにリフォームした別マンションで母と同居の10数年間。私の城マンションは介護生活からしばし離れてほっとする憩いの場になった。その間、かねてから興味のあった外国の友人をホームステイに迎える企画も立てた。1週間ではあったがこのマンションを利用して実現できた。

2022年12月25日 🎄🧑‍🎄

母を見送り、愛着のある私の城マンションに姉の娘たち二人がやって来た。歴史は繰り返す? このマンションで繰り広げる彼女たちの生活は3年半になり、思い出も多いだろう。

こうして私の城マンション40年の時代が、あっと言う間に過ぎ去った。

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