信濃路をドライブ旅行、道沿いの景色

10月24日から2泊3日で旅に出た。
交通手段は友人が運転する車。旅の目的は、コロナ禍で延期になっていた学生時代の知人を訪ねることだ。そのあとは気軽なノープランで進んだ。

とうみ市、右手に千曲川河原

無農薬シャインマスカットや米を生産、ワインも販売している「児玉邸」は東御市(とうみし)に位置している。

訪問した日、自宅で主催されるジョージア産ワインの大イベント前日で準備が忙しい中、お邪魔した。午後のひととき、今までの人生の歩みを振り返るユニークなひと時を過ごした。

東御市、ワイン農家「児玉邸」
海野宿(うんのじゅく)
 日本の道百選のひとつ
白鳥神社、海野宿
 木曽義仲公挙兵の地
一晩で雪景色になった浅間山
菱野温泉敷地内の池
菱野温泉の登山電車、
 終点は内風呂+露天風呂

車窓からは東京、群馬県、長野県と次々とに変わる日本の秋色を感じ、久しぶりの田園風景を思い出す。

北佐久郡、偶然ランチに入ったオーストリア料理と創作料理のお店。コース料理でも量はちょうど良く、愛情の感じられる料理だった。後で調べると4つ星。

軽井沢レストラン Hamy‘s前

3日目、軽井沢町を走っていると、塩沢湖の看板が出てきた。昔、ボートに乗ったことを思い出し、横道に入る。今はタリアセンという有料複合観光施設の中央部に位置していた。旧朝吹山荘内では五十嵐吉彦画伯の水彩画展が催されており、素敵な軽井沢や欧州の景色を鑑賞した。

塩沢湖タリアセン内
塩沢湖畔、睡鳩荘(旧朝吹山荘)
軽井沢タリアセン、睡鳩荘

群馬と長野の県境に昔ながらの荻野屋の峠の釜飯の出店がある。牡蠣釜飯も限定販売。店は写真の左側だ。右側に奇岩、高岩山がそびえていて目を見張った。存在感の大きな奇岩だった。

高岩山、碓氷軽井沢、群馬県

アントニオ猪木氏の他界

プロレスには関心がなかったが、10月1日の逝去報道には驚いた。享年79歳。

政治家になってから、新聞に載るニュースは胸のすく内容が多く、日本人からみて型破りの行動力を持っていた。

若いころ、自宅に侵入した泥棒を夫婦で捕まえた。独自のルートでイラクの日本人人質を解放した。国交断絶だった北朝鮮と友好関係を深めた。ユーチューブで荘厳な病気との戦いを死の間際まで記録し、公開していた。個人的に記憶している話題をたくさん思い出した。

確かテレビ局は逝去当日に、2時間の特別追悼番組を流していた。最後まで見入ってしまった。モハメッドアリとは始め、会見で火花を飛ばしあい、悪口の言い合いだった。しかし後年、アリから結婚式の招待状が届いたそうだ。また「アリ、ボンバイエ」の曲を贈呈され、猪木のテーマ曲「炎のファイター」にアレンジされた。

多くの名言が紹介されている。私が特に好きなフレーズは
「元気が一番。元気があればなんでもできる」
「ちっちゃなケンカをするたびにスケールがちいさくなる」

十三夜の名月

10月8日、栗名月

もうすぐ古稀を迎えて1年になる。自分を観察してみると、やはり昔と同じではない。身体能力の低下を認めざるを得ないのが現実だ。

先週、初めて歩行困難、立っていられない目まいを経験した。

横になってもコップの水も飲めない。胃腸の不快感。症状が急速に進むので、生まれて初めて救急車で搬送された。重なるストレスや加齢による衰えからきたらしい。後日、一過性の目まいで再発はあまりないと診断され、安心した。知らず知らずに集中時間が長くなる行動パターンがストレスを生み、脳に負担をかけていた。

昨夜、外を歩行中、光り輝く月に気が付いた。自宅に帰って調べると十三夜の栗名月の晩らしい。夜中、再び月をじっくり眺めた。欠けた十三夜くらいを目標にし、休みながらゆっくり前へ進もう、と思う。

Translate »