8月23日、日差しの強いちょうど正午。
近所の長い石段を降り切ると、突然、右側から縄状の物体が目の前に現れた。1.5メートルはありそうなヘビだ。ゆっくり左側のガレージシャッターの下に消えていった。
住宅街でヘビに出会うのは何十年振りだろう。
早速、ネット検索した。本州では8種類のヘビがいるだけだ。そのうち最長2メートルと長〜く成長するのはアオダイショウだけ、毒性はない。
いつもなら予期せぬ見慣れぬ生き物の出現には、過剰な反応をする。しかしこの時は、ヘビは幸運をもたらすことを瞬時に思い出した。ヘビに声をかけ、カメラに収めることが出来た。