エミール・ガレ展 ー みらい美術館にて

散歩中に見つけたみなとみらいの片隅にある美術館。
週末の金、土、日曜日のみ開館するこじんまりしたスペースだった。今回は50点あまりのガレの作品、入り口近くの寄木細工のチェストもすばらしかった。

特別出品の「フランスの薔薇の大壺」はさまざまな技法がほどこされている。全体の色彩が心穏やかにしてくれた。

フランスの薔薇、1902

マーガレットは母が好きだった可憐な花だ。
庭に群生していた。

マーガレット文ランプ

雀と雪の和風柄に目をひかれたが、クリスマス用に製作された。「善意の人々に」と賛美歌の一節が記されている。

雪中雀文花器、1898ー1900

特許を取得したマルケットリー技法の紅葉柄の大型花器。加熱したガラス器本体に模様をはめ込む象嵌技法に驚く。

紅葉文花器、1900年頃

歌手のロッド・スチュアートが同デザインランプを所蔵しているというトリビアがパンフレットにあった。ガレも南国の花、ハイビスカスに気を奪われたのだろうか。

ハイビスカス文ランプ
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