アントニオ猪木氏の他界

プロレスには関心がなかったが、10月1日の逝去報道には驚いた。享年79歳。

政治家になってから、新聞に載るニュースは胸のすく内容が多く、日本人からみて型破りの行動力を持っていた。

若いころ、自宅に侵入した泥棒を夫婦で捕まえた。独自のルートでイラクの日本人人質を解放した。国交断絶だった北朝鮮と友好関係を深めた。ユーチューブで荘厳な病気との戦いを死の間際まで記録し、公開していた。個人的に記憶している話題をたくさん思い出した。

確かテレビ局は逝去当日に、2時間の特別追悼番組を流していた。最後まで見入ってしまった。モハメッドアリとは始め、会見で火花を飛ばしあい、悪口の言い合いだった。しかし後年、アリから結婚式の招待状が届いたそうだ。また「アリ、ボンバイエ」の曲を贈呈され、猪木のテーマ曲「炎のファイター」にアレンジされた。

多くの名言が紹介されている。私が特に好きなフレーズは
「元気が一番。元気があればなんでもできる」
「ちっちゃなケンカをするたびにスケールがちいさくなる」

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