次はバスで25分ほど乗車、紀伊勝浦駅または那智駅方面へ向かった。熊野古道の大門坂入り口で下車。
大門坂は杉並木と古い石段267段が続く那智山への参道だ。
まずは那智の滝前に行く。那智の滝自体が御神体の自然信仰であり、その滝の前で神主様による正式参拝があった。
ご祈祷のあとは各自自由な個人参拝。入場料を払い、左手の門から滝に近づくと、有料のお皿がある。柄杓で延命長寿のお瀧水をお皿に移し口にした。美味しかったのでさらに頂いた。再びバスで3分ほど移動して、那智山終点の駐車場に着く。
そこから熊野那智大社へ向かう467段の石段を上る。思ったより足運びは軽かった。マスクを外して清らかな山の空気を思い切り吸い込んだ。
境内の右手に那智山青岸渡寺の境内がつながっており、那智の滝や三重塔が眺められた。西国三十三所第一番札所のお寺とある。