旅の3日目は月山と湯殿山を訪ねた。
バスで標高1984メートルの月山8合目まで行った。ドライブ中、狭い山道を窓越しに、きれいな紅葉ブッシュを近くで眺められる。対向車が来ると時間がかかるが、天候はガスっており車は少ない。山の上に登るに従って木々の丈は低くなり、カエデ、ナナカマド、ヤマブドウ、ブナなどが色付いている。
弥陀ヶ原散策は数名の人がレストハウスに残った。私もかなり雨と風、ガスや寒さを理由にパス。
次の目的地は湯殿山本宮。
といっても神社の社殿はなく、境内でお祓いを受ける。そのあと御神体の巨大な岩を登るのだ。月山が黄泉の国なら、湯殿山は未来に向かって生まれ変わる霊場と言われている。
詳しい知識がないまま訪れたが、古希を記念するのにこれ以上の場所はないと思われた。