勝沼市、大日影トンネル遊歩道の周辺

8月23日土曜日、横浜出発のバス日帰りツアーに参加した。
約12時間で山梨県をまわり、旬のぶどう狩りにも参加した。
山梨県は日照時間が全国でも長く、フルーツ王国だ。

甲州市、勝沼町等々力
ぶどう狩りの会場入り口

気温は照り返しもあり、体温越えの暑さだった。葡萄食べ放題は実が大きく甘いので30分間で半房がやっとだった。

大日影トンネル遊歩道内

勝沼ぶどう郷駅近くの大日影トンネル遊歩道は、自然の冷気で参加者全員生き返った。
片道1.5キロ、往復すると40分かかる。

平成9年まで中央本線で使っていたトンネル。修繕工事終了後、2024年3月に再開し、個人のワインを預かるカーヴもあるくらい、クーラーになっている。

中央本線旧大日影トンネル
貫通1902年〰︎ 廃止1997年
レンガ積みの河川隧道、
1968迄勝沼駅の終点地点

昔のレンガ職人技法が見られるレトロな隧道はアート作品だ。トンネル内のタイル貼りの天井もすてきだ。

大日影トンネル天井タイル貼り

戦後80年、節目の終戦記念日

今年の8月は例年より多く、当時の生き延びた証言者のリアルな体験談、記録の品々が公開されている気がする。NHKや民間テレビ局もドキュメンタリーを新しく制作更新し、反省や今まで目立たなかった当時の政策への反発の論調も全面に強く感じる。

知覧平和記念館の玄関、2023年1月
零戦闘機の形に刈り込まれた松

2023年の1月、鹿児島の知覧平和記念館を訪れる機会があった。まだ10代の特攻員たち、墨で書かれた目の醒めるような美しい書体、文面……。

純粋な想いの手紙が数多く展示されている。なんと多くの大切な可能性を持つ青年たちが消えていったことか。彼らの遺書、最後の手紙やはがきから訴えるものは、今思い出しても強力だった。

ことしの報道では、当時の大本営は若き選ばれた優秀な特攻隊員の気持ちまでも利用して、広く国民に戦意高揚を演出したことを堂々と解説していた。

多くの犠牲者のおかげで、不戦80年の今日の日本に感謝感激するのみだ。

将来、日本が巻き込まれそうな戦争の火種は、官民協力して全力で消そう。

佐原、小江戸風情が残る町

香取神宮からバスで10分走ると、香取市佐原の歴史が残る町並みがある。このあたりは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

古いl酒造、醤油屋、漢方のお店。サワラから利根川を渡ると茨城県水郷地帯に隣接しており、舟運搬が盛んな村だった。

伊能忠敬旧宅も偶然見つけた。小野川の舟乗り場の前だ。土地測定器なども展示されている。

通称ジャージャー橋、さわら

家の近くに江戸初期、灌漑用水に使っていたジャージャー橋(樋橋トヨハシ)がある。ちょうど通りかかった時に、ジャージャーと流水が始まった。真夏の涼しい光景が急にとび込んできた。

Translate »